第1回全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会神奈川県予選試合結果

2014/06/22

2014度から7人制(セブンズ)の高校ナンバー1を決める大会が新設された。
『第1回全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会』の大会名を【アシックスカップ2014】とすることになった。セブンズは2016年にリオデジャネイロで開かれるオリンピック競技大会でデビューする最も新しいオリンピックスポーツで、2020年の東京オリンピックでも実施されることが決まっている。

一昨日と昨日で神奈川県予選が行われました。
組み合わせは初回の大会ということもあり15人制のシードは関係なく、フリーで抽選が行われた。

1回戦
桐蔭学園○24-19●慶応義塾 ※
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初戦の相手が関東大会県予選で引き分けた慶応となった。
15人制のウォームアップとは違い、戸惑いながらも息を上げていった。
トーナメントなので負けたらおしまい。相手も初めての経験で条件は同じ。
前半、相手に先制トライを簡単に許してしまった。
慣れないラインアウトもあったが、なんとか前半リードで終えた。
後半に入ってトライを許して逆転されてしまった。そのあとはメンバーを入れ替えながら2トライを奪った。
相手にトライを奪われ5点差となったが、キックオフ直後にラストプレーとなり蹴りだして初戦を突破した。




































2回戦
桐蔭学園○31-7●横浜隼人 ※詳細はこちらから
初戦はやってきたことが全くできなかった。
メンバーも大幅に入れ替えて、練習でやってきたことをどれだけできるかが課題であった。
前半早々に先制トライをして、やってきた練習が少し出て連続トライを奪った。
その直後にディフェンスミスからトライを奪われ5点差で後半を迎えた。
メンバーを交代していく中でスコアしていき、危なげなく明日の3回戦を向かえることができた。




































準々決勝
桐蔭学園○33-12●日大 ※詳細はこちらから
2試合を終えてなのか、昨日よりもいいアップをしていた。
天候も考えて、あるプレーができる選手達で臨んだ。
戦術通りにいき先制トライを取り、ペースを握ることができた。
ディフェンスミスからトライを奪われるものの、14点差で折り返した。
後半に入っても自分たちのアタック通りに行き、点差が開いて行った。
あと2試合残っていることを考え、メンバーをほとんど代えた。




































準決勝
桐蔭学園○33-12●法政二
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相手チームを分析して、これまで出ていない元気なメンバーを前半から起用した。
前半、先制トライをしてペースをつかめるかと思った。
しかし出ているメンバーと出ていないメンバーが噛み合ず、
逆に相手ペースになってしまい、連続トライを奪われ5点差となった。
リザーブを投入して、ペースを取り戻して終了間際にトライを奪い逆転した。
後半に入ってからも相手の戦術に対応できるようになり、決勝に進むことができた。




































決勝
桐蔭学園○35-14●東海大相模 ※詳細はこちらから
4試合を戦い終え、現時点でこのチームにマッチするメンバーを選んだ。
前半途中まではシーソーゲームであったが、アタックディフェンスともによかった。
一人一人が仕事をしており、前半をリードで終えた。
後半に入ってからもアタックではボールを継続、そしてディフェンスではプレッシャーをかけた。
疲労困憊したメンバーから交代していき、元気なメンバーが活躍してくれた。
12人の総力戦で、見事初代チャンピオンとなった。

































 


県予選で優勝することができた背景には、スペシャルコーチが存在した。
この7人制の大会に向けて、31期OBである四宮洋平にチームを託した。
四宮コーチは元セブンス日本代表、そして現在は女子セブンズ・
東京フェニックスラグビークラブの監督でもある。

セブンズのノウハウを数日ではあったが、丁寧に細かく教えてもらった。
そして試合にも駆けつけ、アドバイスをしてくれた。
全国大会に向けて、さらなる準備を四宮コーチとともにしていく。













アシックスカップ2014 第1回全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会」の出場校は、全国47都道府県の代表各1校と開催地(長野県)の代表計48校が出場します。7月19日~21日に長野県菅平高原・サニアパークで行われます。

 
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